藤ケ谷鉱山


  藤ヶ谷鉱山は喜和田鉱山の南隣にあり、明治のころは「喜久鉱山」と呼ばれた。この鉱山のタングステン操業は喜和田鉱山より少し遅れて昭和5年に始まる。以来、操業と休山を繰り返して、昭和60年ころまで続いた。
  
  最も大きい鉱体は明見谷鉱床で、タングステンの粗鉱品位は1.3% WO3であった。


 選鉱場は五仙峠の山頂付近にあり、まず比重選鉱を行った後、浮選で硫化鉱物を除去してタングステン精鉱を得ていた。

 

 


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